2011-4-3 18:15
「お風呂に入りたい」という普通の感情を、おおやけの場で言うことが(こういうふうにブログに書いたりすること)が不謹慎になるかもしれないとためらう日がくるなんて、思いもしなかった。
生きてることに罪悪感を抱いてる人さえ多いとテレビのレポートが言っていた。
最近になっても、毎日少しづつ噂が届く。
「え、あの人も、亡くなっちゃったの・・・?」
家族の間や仲間うちでは、冗談めかして不満を口にしているけどね。
すべてを我慢してたら壊れちゃうもん。
「お風呂〜〜!!お風呂〜〜!!いいかげん腐っちゃうし〜〜!!」
みたいに。
お客さんたちとは上手な行水の仕方を教えあったり。
あたしはいつも失敗談を話して笑いをとってる側だけど。
今日は何度目かのスーパー銭湯でなんと1週間ぶりのまともな入浴。
脱皮ってこういうことかと思いました(笑)
今日行ったところは時間制限なしだった〜〜^^。だいたいは整理券配ってるから、2回足を運ばなきゃいけない。30分制限とか、中には整理券配っても15分制限とかいうところも多い。15分じゃ何もできないって!!!
ガソリンなくなるから、なるべく近いとこで探さなきゃないし。でもないし。
電気もなくお湯も使えなかった現実に、平安時代とか?昔はみんなこうだったんだよね、とか。
いや〜〜すごい時に、でくわしちゃったもんだよね、あたしたち、とか。
一日に何度も来る余震を「ほ〜らまた来たよ、ムカつく〜〜!!」とか。
(余震に対してムカつきを表現しても不謹慎にはならないことを、私達は知っている。生活の不便さを口にする時は、時と場所を選ぶことを、この3週間で学んだ)
これくらい何さと笑顔で乗り切っている。
強いもんだね。
だってこれから、ますます大変になることがみんなわかっているから。
おびただしい失業者の数、そして商品の品薄。工場や農家や、漁業がダメになっているから、品薄が改善されるのが難しい現実。経済が回らない。ますます増えるリストラ、倒産。
でも怖がっていても何も始まらない。
怖がっていても、笑顔でいても、どちらにしろ同じ明日がやってくるなら。
ほら、絶叫マシーンに乗ってしまった時、引き返したくても降りられないってわかったら?
恐怖に青ざめて震えていても、友達とギャーギャー騒ぎながら抱き合っていても、同じことを経験するなら、手をとりあって立ち向かったほうがいいよね。
あたしの明日は、仕事の前に、ガソリン給油と買い出し。
平日のほうが少しでもすいてるからね。少しでも並ぶ時間を短縮できる、欲しいものが手に入る確率が上がる。
自由業のフリースタイルをめいっぱい利用しています。
ここは毎日サバイバル。
♪新たな何かが待っている
今は進み続けるしかないんだ
DON'T STOP♪
|